個と組織を考えるキャリア・コラム
個と組織を考えるコラム
~真にキャリアが伸びるとき~
人事ご担当者をはじめ、管理職または管理職を目指す方々にとり、
「個の強みを最大限に活かしつつ、組織活性化に繋がるキャリア開発とは何か」
は、課題として常に念頭に置かれることではないでしょうか?
この度、ブログ「キャリアに迷ったら効く一言」を本コラムへバージョンアップ。
女性・管理職経験等を基にした「組織における個のあり方」を代表佐藤恵子が
人事の立場・管理職の経験を基にした「組織」について弊社コンサルタントが綴ります。
コラムはこちらからお読みいただけます:
「個」を起点に考えるキャリア
⇒ Vol.11 「自分の『リセット剤』は自分で調合する?」はこちら
「組織」を起点に考えるキャリア
⇒ Vol. 12 「評価について思うこと 」はこちら
プロローグ~コラム創刊にあたって~
企業勤務時代を振り返って思うこと
今や大企業に終身雇用されることが当然であった時代は既に過ぎました。長期間の雇用が保障されない派遣社員や外資系企業に勤務する方だけでなく、日本の企業に勤務する方、そしてこれから社会人になる方にとり、次のような認識をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
・サバイバル競争が激しくなった
・・・なので、非常に不安
・会社は定年まで面倒を見てくれない
・・・なので、対策をみつけなければ!
・本当に自分にとりやりがいのある仕事をしたい
・・・けれど、自分は何が向いているかはっきりしない
・評価されるのを待つだでなく、効果的にアピールしなければならない時代
・・・けれど、自分は何が本当に得意なのか?また、どうやってアピールをすべきなのだろう?
・とはいっても、仕事とプライベートを充実させて楽しく生きたい
・・・けれど、毎日の仕事に追われて楽しむ暇がない
そんな時代、組織において、一人一人の持てる力を最大限発揮していくにはどうしたらよいのでしょうか?
私にとりNYに本部がある大企業の日本支社での勤務経験は、組織で個の力をどのように発揮するかを大いに考えさせてくれました。事故による大怪我で寝がえりすら打てない時期、自宅静養、そしてリハビリ期間中の勤務経験、その後の異動先での業務・・・組織と個の狭間で、葛藤が続いた時期は正直ありました。葛藤が長いほど、深刻なほど、その後に得た充実感は言葉にならないほど。独立して思うのは、その当時の経験は、なんとかけがえのないものだったか、ということです。
2009年キャリアセットを設立、現在企業人事の方々と従業員様向けのキャリア開発関連の研修を、また個人のお客様向けにはキャリアを伸ばすためのヒントについてのトークや個別キャリア相談を提供しています。2010年1月には、キャリア・マネジメント研究会(CMW)を立ち上げ、現在約50名程の仲間と勉強会を、そしてライフワークである、身近にいながらも充実したキャリアを歩まれている方へのインタビューと考察(「となりのスーパーマン・スーパーウーマン」)等を通じ、「組織における個のあり方」を問い続ける日々です。(2010年9月18日)
コラム本文はこちらから:
「個」を起点に考えるキャリア
「組織」を起点に考えるキャリア