GCCメンバー小田恵美子さんのコラム

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キャリアセットのメンバーズクラブ(GCC)のメンバーの小田恵美子さんによるキャリアコラム。好評掲載中です。

はじめまして。これから本コラムを担当させていただくことになりました小田恵美子と申します。
 「機会をとらえる大切さ」「成長し続ける意思・行動力の大切さ」などのテーマで私の経験や考えを述べさせていただく予定です。
 どうぞよろしくお付き合いいただけますと光栄です。

 まずは、簡単な自己紹介をさせていただきたいと思います。
 私は2年前まで、外資系企業でWebマーケティングの仕事をしておりました。しかし「中国哲学を勉強したい」という心の声に抗しきれず、約10年の会社員生活にピリオドを打って早稲田大学に学士入学しました。
 早いもので、2012年3月に卒業となります。4月からは東京大学大学院にて、引き続き研究を続ける予定です(詳細な自己紹介につきましては、こちらのページの下部をご参照いただければと思います)。

 私の人生転換のきっかけを作ってくださったのが、キャリアセット代表の佐藤恵子さんです。何年も前にあるセミナーで初めてお見かけし、大変生き生きと自己紹介されるのが印象的だった記憶があります。お話させていただいた際に「早稲田大学に社会人向けのオープンカレッジがある」という情報をいただかなければ、恐らく今の私はなかったはずです。
 つくづく、人の縁というのは不思議でありがたいものだな、と思います。

 さて、本題です。
 今回は「目標達成率を確実かつ劇的にUPする方法」についてご紹介させていただきます。
 実はこれは、私が何年も毎朝やっていることです。そして何と、今までこれで叶わなかった夢や目標はありません。
 とても簡単でお金もかかりませんので、ぜひ実行してみて下さい。ステップは次の4つです。


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(1)まず専用のノートを用意しましょう。

(2)ページの一番上に日付と、今一番叶えたい夢や目標を大きく書いてください。(仕事・プライベートどちらでも構いません。)

(3)その下に「夢や目標を実現するために今できることや改善すること」をなるべくたくさん書き出します。

(4)書き出したものの中には使えるアイディアもいくつか出てくると思います。それを実行に移してみて下さい。


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 たったこれだけです。非常にシンプルです。でも、かなり強力です。

 ちなみに作業の目的は、目標達成のためのアイディア出しではありません。真の目的は「自分の目標を常に考えるようにすること」です。毎日、自分に自分の目標をリマインドするのです。続けると、やがて魔法みたいなことが起こります。目標達成に必要な状況が、勝手にどんどん作られていくのです。

 『ユーザー・イリュージョン』という本によると、人間が意識している100万倍の情報が、無意識下では感知されています。そしてその中からその人にとって価値があると判断された情報だけを、脳が勝手に取捨選択しているのだそうです。
 つまり今回ご紹介した4つのステップを継続することは、目標達成に必要な要素を無意識に選び取る体質に自分を変革する行為だと思います。

 難しい理屈はさておき、ぜひ、だまされたと思って1度やってみてください。夢や目標がどんどんリアルになっていくのが実感できると思います。

 それでは、また。

(2012年2月28日掲載)

こんにちは。小田恵美子です。皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか。
先月にこのコラムを書いてからもう一ヶ月!光陰は本当に矢の如しですね。

この一ヶ月の間に、専門の中国思想をテーマにしたサイト「成功に効く中国古典・智慧の名言」を立ち上げてみました。よろしかったら見てみてください。(こちらをクリック)

さて、今回は「後悔しない人生」について考えてみたいと思います。

先日、興味深いページを見つけました。その名も「Top five regrets of the dying(死ぬときに後悔する5つのこと)」

それによると、死ぬときに後悔することのナンバーワンは、

「周りが自分に期待するような人生ではなく、自分の心に忠実な人生を生きる勇気を持てばよかった(I wish I'd had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.)」だそうです。

ちなみに、2番目は「あんなにたくさん仕事をしなくてもよかった(I wish I hadn't worked so hard.)」。

3番目は「自分の気持ちを表現する勇気を持てばよかった(I wish I'd had the courage to express my feelings.)」。

4番目は「もっときちんと友人関係を保っていればよかった(I wish I had stayed in touch with my friends.)」。

そして、5番目は「自分自身をもっと幸せにしてあげればよかった(I wish that I had let myself be happier.)」。


この記事を読んで特に気になったのが、ベスト5の中に「courage(勇気) 」という単語が2回も出てくることです。

私たちの人生は、常識に縛られています。
「キャリアを積み重ねて高いポジションに就くことが重要だ」とか「幸せになるためにはお金がたくさんなければならない」とか。これに抵抗するには、かなり勇気が要ります。
しかし本来こういう常識は、実に表面的で不確かなものだと思います。

人生で一番大事なことは、「これが常識だ」「こうあるべきだ」という周りの声に従うことではなくて、自分の心が「こうすべきだ」と言うことに従う「courage(勇気) 」を持つことではないでしょうか?

ふとした時、自分の心が「あれがやりたい」「こうするべきではないか?」と訴えかけてくることは誰にも経験があることだと思います。しかしたいていの人は耳を貸しません。自分の内なる声より、常識を優先させてしまいます。


会社員時代、ひな人形を製造販売している会社の方に興味深い話を聞いたことがあります。

ひな人形を買いに行くと、売り場の店員さんがひな人形について懇切丁寧に説明してくれます。
この時、本当は自分が気に入ったひな人形があったのに店員が薦めるひな人形を買ってしまう人は、かなりの確率で返品してくるのだそうです。

逆に、絶対返品してこない人というのもいるそうです。
どういう人だと思いますか?

正解は「店員が何と言おうと、自分がいいと思ったひな人形を買って行く人」。

この話をしてくれたひな人形会社の人に「自分の判断でひな人形を選ぶコツって、何ですか?」と聞いたら「第一印象でピンときたものを選ぶこと。直感と、自分の判断を信じること」とご回答いただきました。
そう言われて「人生と似てるなぁ」と思ったことを思い出します。

間違ったひな人形を買ってしまっても、返品交換は可能です。大したことではありません。

しかし、人生は返品できません。死ぬ間際に「やっぱり違うのを選べばよかった(がく)」と言って死ぬのって、すごく後悔が残るのではないでしょうか?

人生というのは、本来すごくシンプルだと思います。「常識」はそれを歪めて見せるまやかしです。

後悔しない人生を送るために、常識よりも自分の心の声を信じる「courage(勇気) 」を持つことを、強くおすすめします。

(2012年4月5日掲載)

こんにちは。小田恵美子です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
私は東大という全く新しい環境での勉強を、本格的にスタートしたところです。
この原稿を書いている時点で入学後1か月も経っていませんが、かなり恵まれた設備と状況が揃っていると感じています。大変ありがたいです。

ところで最近、「恵まれた状況」というのは、望みさえすれば自分で引き寄せられる要素が大きいのではないか?と考えています。

例えば、今年1月に東大大学院の筆記試験が終わった時「これだけ状況が味方してくれた受験生は、この試験会場で私の他にいない。私が落ちるなら他の誰も受からない」と思いました。

受験が終わった後、「なぜそう思えたのか」を振り返ってみたら、「ひとりで戦わなかったから」という結論に達しました。

今回は、このことについて解説していこうと思います。

「ひとりで戦わなかった」とはどういうことか?

自分の情報をオープンにして、受験することを人に言いまくっていたということです。
これは背水の陣効果もありましたが、それ以上にいろんな人に応援してもらえました。数えてみたら、実に11人もの人に有益な対策・提出書類の添削・勉強法・おすすめの本・面接のポイントなどの援護をしていただいていました。

そのどれが欠けても、落ちていたと断言できます。それほど貴重な情報ばかりでした。

試験会場で周りの受験生を眺めながら「他の人が1だとすると、私は12人分の力で戦っている。負けるわけがない」と思いました。

東大合格が決まった日の日記を見てみたのですが、こう書いてあります。
「まわりの人を巻き込んで協力してもらうと運がつく。状況が好転する。これが成功の必須条件。一人で戦う人は弱い。周囲に対して、オープンであること」

「恵まれた状況を引き寄せる能力」というのは、周囲に対してオープンであるという心構えと強くリンクしていると感じます。
例えば「オープンであること」のチェック項目として、Facebookがあります。

自分の情報をオープンに開示している人は、実生活でも社交的で友人もたくさんいる傾向にあるのです。

この傾向に気づいて、私は彼らの真似をして書き直しや設定をし直してみました。すると明らかに、Facebook上での出会いや入ってくる有益な情報が増えました。

チャンスや運というのは結局、人を通してしかもたらされないものです。自分の情報をオープンにしておくことは、それを手に入れるはじめの一歩だと思います。

(2012年4月30日掲載)

こんにちは。小田恵美子です。皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか。

私は8月の一ヶ月間、中国に留学することにしたので、必死で外国語の勉強をしております。強制的な締め切りがある状況に身を置かないとやらないと言う自分の傾向を知っているので、勉強せざるを得ない背水の陣作戦を遂行中です。

ところで先日、東大で学内新聞を見つけました。その中に、「進学三原則」というとても気になる事が書かれていました。今回はそれを皆様にシェアしたいと思います。

東大の学部生は本人の希望と成績で、3年から専攻に振り分けられます。
今回ご紹介するのは、この進学先振り分けの学生に向けた記事「進学三原則」です。

「進学三原則」とは・・・・・・。

 一、進学先の必修の単位が取得できるか考える。
 二、分野よりも教員を重視する。
 三、自分だけでよく考えて進学先を決める。

だそうです。

それぞれについて、次のような説明がありました。
「まず第一の原則は大前提だ。(中略)自分の得手不得手はもちろん、今後二、三年間の伸び代を的確に予想しておく必要がある。
このことは、自分に対し甘すぎず、しかも厳しすぎずに、『自分の持ち味』という個性を見極めることにつながる」

「第二の原則は、進学後のさらにその先の進路を決めるときまで関係する。特定の分野に固執すると、将来の方向性が限られてくるからである。
自分をうまく導いてくれそうな教員がどの学科にいるかを講義や面接などを通して知り、その点を重視して進学先を選ぶのが有効な原則となる。
たとえ専門性の高い学問の世界であっても、『話せば分かる』ような対人関係が根底に必要であろう」

「第三の原則は、『自分本位』に徹することでもある。
何事も最後には自分で決めるしかない。誰も、自分以外の人の将来に対して責任を持ち続けることはできないのである。
世の風潮といった不確かな基準に自分の将来を委ねることは避けねばならない。(中略)要は『流されない』ということに尽きる。
たとえそれが回り道になったとしても後悔せずに済むのは、自分で考え責任を持って進路を決めたという自負があるからだ」

自分の適性を認識し、人間関係を重視して進路を選び、自分の意志で決断する。
どれも、私たちが生きる上で参考になるものではないでしょうか。

自分の得手不得手・持ち味は何か。
人間関係を重視しているか。
世の風潮に流されず、自分の頭で考えて自分の進路を決めているか。

ぜひ一度、ご自身に投げかけてみていただきたいと思います。

(2012年6月3日掲載)

こんにちは。小田恵美子です。この原稿を書くたびにいつも「あれ?この間原稿書いたばっかりじゃなかったっけ・・・?」と思います。
1ヶ月経つのは本当に早い!ですね。1ヶ月分、きちんと成長しているといいのですが。

さて今回は、自分を成長させるための効果的かつ古典的な方法をご紹介します。

それは何かというと・・・「書くこと」です。つまり、アウトプットするということです。

アウトプットの重要さは様々なところで見かけると思うのですが、分かっていても、アウトプット前提でインプットをしている人は少ないように思われます。

書くことのメリットは本当にいろいろあります。逆に、デメリットは殆ど見当たりません。

偉大なことを成し遂げた先人の多くが「日記を書いていた」という事実を踏まえても、アウトプットの効用は絶大なものなのだと思います。

実は私は、この「アウトプットする」ということに関して、少し実験をしてみました。

具体的には、メルマガを書く・ブログを書く・無料レポートを書く・ツイッターで発信するという多くの人がやっていることをやっただけですが、その量と種類を限界まで増やしました。

たとえば、ツイッターはカテゴリを分けたアカウントを5つ持ってそれぞれ別のことをつぶやき、ブログは自分の専門の中国古典、ビジネス系、小説、と3つを並行で更新してみました。(メルマガはまだ1つだけですが、現在もう1種類増やすべく準備中です。)

さてその結果、どうなったか。効果はいろいろあったのですが、今回はもっとも顕著だった実験結果をご報告させていただきます。

実験を開始して3ヶ月で、出版社の方からコンタクトがあって実際にお会いし、とある有名な団体が運営しているグループへの参加をもちかけられ、倍率の高い選抜式勉強会のメンバーに選ばれました。

これらは全部、インターネットという誰もが見られる巨大な空間に情報をアウトプットし続けた結果に他なりません。
相手に連絡する際「自分はこれこれこういう情報を発信しています」と言うと、思わぬ話やチャンスが向こうから勝手に舞い込んできたのです。
このどれも、アウトプットしていなかったら転がり込んで来なかったものばかりでした。

しかも驚くべき事に、どんなに大量に書いても自分の中にリソースが無くなることはありませんでした。

誰かと疎遠になったり、家の中の不要品を棄てたりすると、新しい人との出会いや新しい物が手に入るという経験をしたことはないでしょうか。
それと同じ事が「自分の中身をアウトプットする」という行為においても発生します。

本当に不思議なのですが、出した分だけ真空の空きスペースが出来て、その真空を埋めるために別のものが入ってくるような感覚がありました。

アウトプットすることは、今持っているものを手放し新しいものを取り入れることにつながります。
それはとりもなおさず、自分を変化・成長させることになると思います。

ぜひ、意識してアウトプットの量を増やす、アウトプット前提でインプットするということを
一度実践してみませんか?
きっと、今まで見えなかった新しいものや新しいチャンスが現れてくると思います。

(2012年6月25日掲載)

こんにちは。小田恵美子です。

いよいよ夏も本番ですね!
皆様いかがお過ごしでしょうか。私は留学準備と前期試験対策を重点的にやりつつ日々を過ごしております。

さて、今回は以前ご紹介した目標達成法をやっても、いまいちやる気にならないモチベーションダウン時の対応をお教えします。

今回の方法も、頭と紙があればすぐできるので是非やってみてください。やり方は例によってシンプルです。

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(1)「自分が10年後、20年後どうなりたいのか(それが無理なら5年後どうなりたいのか)」を考えて真っ白なA4の紙に思いつく限りとにかく書き出す。目安は1時間くらい。

(2)次に、それを達成するために、自分は一体何をしなければならないのか?何を止めるべきなのか?などを考えて、思いつく限り書いていく。

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以上です。

以前ご紹介した方法と「何が違うの?」と思われるかもしれません。

以前の方法は、「達成すべき明確な目標」が定まっている時は大きな力を発揮します。が、「目標を見失った」時、途端に効力が弱くなるという弱点がありました。

今回ご紹介したやり方は、すべての行動の核である「目標」をとことん考え抜くものです。もっと言うと、自分の人生の目標認識を強固にすることに、重きを置くものです。

これをやると、「ああ、そうか。自分の人生の大目標はこれだった」と心の底から思えます。もしも今モチベーションダウンしている方がおられたら、一度やってみることをお勧めします。

ちなみにこのやり方をもっと精密にやると、いわゆるブレインダンプと言われている思考法になると思います。

ただ正直、ブレインダンプは時間がかかるのと、結構疲れる作業です。
今回ご紹介したやり方を毎日数十分・数日間試して出した答えとブレインダンプで出した答えが(私の場合は)結局同じになったので、多分、どちらの方法でも出てくる答えに大きな誤差はないと考えます。

なので、まずはハードルの低い・やりやすい方法でやってみることをお勧めします。

今年も、もう半分以上終わりました。
パソコンの電源を切り、自分だけと向き合う時間を1、2時間作ってみることには、大きな意義があると思いますよ。

それでは!

(2012年7月21日掲載)

★筆者プロフィール★
小田恵美子(おだえみこ)/キャリアセットメンバーズクラブ(GCC)メンバー
大手外資系企業を経て、早稲田大学3年次へ学士編入。
2012年4月から東京大学大学院生。専攻は中国思想(儒教)。













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